恒寿苑便り9.10月号

 

恒寿苑便り 平成30年9月10月号

○こじゅもんのティーパーティ

 

9月9日に『こじゅもんのティーパーティー』を開催しました。
今年の納涼祭はお茶会のイメージで、毎月のホーム喫茶より少し華やかさと楽しさをとりいれてティーパーティーにしてみました。


 施設長をはじめ、男性スタッフは白シャツに黒のエプロンでウェイターになり、女性スタッフはスカートにかわいいエプロンでウェイトレスになり皆様をお出迎えしました。


 そして、久喜東中学校ブラスバンド部によるファンファーレから始まりました。生徒さんが趣向を凝らし、ご利用者様に楽しんで頂こうと、愉快な司会を交えながら披露してくださいました。また先生のきれいな歌声も一緒になり、会場参加型の音楽会でした。


 次は和のテイストで、コスモス会による三味線演奏です。音の響きが心地よく、聞き入ってしまいました。


3番目は職員の子供達のキッズダンス。昨年話題となった荻野目洋子の〝ダンシング・ヒーロー″です。元気で力強いダンスに、ご利用者様もパワーをもらいました。


そしてここで一息、ティータイムです。
ウェイターとウェイトレスが飲み物やケーキをお届けしました。皆様がおいしく安全に食べられるように、見た目も少し凝らしながら、ムース食のケーキも用意しました。栄養士が嚥下に気を付けてご提供できるように考えました。


 ティータイムの後には、ご利用者様と職員による〝のど自慢″です。ご利用者様は練習した成果をだし、職員は楽しんで歌わせていただきました。ご家族様にも参加していただき、ありがとうございました。


 最後は職員による〝よさこいソーラン″と4人娘による〝高原列車は行く″を披露し、会は終了しました。
  


みなさーん、大事なことを、忘れていました。
メインのこじゅもんがどこで登場したのかおぼえていますか?
お茶会中に短い時間で子供たちにお菓子をくばっていましたよ。


ここ数年、こじゅもんが少しお疲れモードなんです。
みんなからの「可愛い」という声援も聞こえなくなってきたことに気づいているのかもしれません。


こじゅもんは願っています♡「わたしのことを忘れないで。いつまでもかわいがってください(≧◇≦)」と。
またお会いできる日を楽しみにしています!!

○敬老会


 

9月14日敬老会を行いました。
今年も鷲宮第二保育園の年長さんがお祝いにきてくださいました。
子供たちが、なぞなぞや季節の歌を元気よく発表してくれました。SMAPの〝世界に一つだけの花″を手話つきで歌う姿は、ご利用者様も職員も感動していました。


そして一人ひとりご利用者様に、手作りのメダルを首にかけてくれました。普段あまり表情をみせないご利用者様の笑顔がみえたり、「ありがとうね」と園児さんとお話ししているのをみて、あらためて子供のパワーはすごいなぁと実感しました。


今年、敬老を迎えた方は、喜寿2名、傘寿1名、米寿2名、卒寿6名、白寿1名でした。
恒寿苑のご利用者様の平均年齢は87歳です。皆様、いつまでも若く元気だなぁと感心してしまいました。


これからも明るく元気に過ごしてくださいね。

○運動会

 

皆さん、今年も早いもので10月になってしまいました。「秋」です。
秋といえば・・・「食欲の秋」ではありません。
恒寿苑の秋は・・・「スポーツの秋!」そうです!「運動会」です。


今年は玉入れ、バトンリレー、借り物競争、職員のつなひきがあり、盛りだくさんでした。
玉入れでは紅白一歩も引かないくらい、白熱した感じで、かごの中にほぼ全部と言っていいくらいの玉を入れました。お疲れ様でした(笑)。


バトンリレーでは、チームワークが光りましたね。職員との連携がよかった紅組がわずかに早くゴールしました。お疲れ様でした(笑)。


借り物競争では、利用者の皆様と職員が一組になり、協力して楽しくゴールを目指しました。お疲れ様でした(笑)。


そして今年は僅差で紅組の優勝!白組は準優勝でした。
最後に職員の綱引き大会では、ご利用者の皆様が熱く盛り上げてくださいました。翌日筋肉痛の職員がちらほら…。お疲れ様でした(笑)


来年はさらに盛り上がり、また体に優しい運動会を期待して、皆様お疲れ様でした(笑)


○東武動物公園

 

10月某日、3日間にわけて東武動物公園に出かけました。
晴天にも恵まれ、ご家族様のご協力も頂きながら動物との触れ合いに笑顔の花を咲かせました。


園内に入ると、馬がお出迎えしてくれました。
サル山のサルをみながら、「あれはうちのおじいちゃんに似ている」等と冗談をまじえながら、良い表情をされていたのが印象的です。
他にもホワイトタイガーや象の迫力に目を丸くされる方・・・


アシカショーやヒツジとの戯れに目を細める方・・・
そんな皆様の表情をみて目を潤ませる職員・・・
施設内では見ることができないような表情を見せてくださった皆様に、感謝しながら動物園を後にしました。


何日も前から楽しみされていた方もおり、企画をして良かったと感じています。今後もこのような外出機会を増やし、施設にいても〝当たり前の生活ができる”恒寿苑でありたいと思います。

おしまい

2018年12月04日