恒寿苑便り 5.6月号

 

恒寿苑便り 令和2年5月6月号

長い間ご面会できず、大変ご心配をおかけしております。
緊急事態宣言が解除されたことにより、恒寿苑では一部面会制限を緩和できるよう模索しておりました。

しかしながら、久喜市感染者も増えつつあり、いまだ余談を許さない状況に変わりはありません。

そこで、直接対面での面会は制限し、WEB面会のみ可能とさせていただきます。 当面の間、恒寿苑相談室にて、タブレット上でご利用者様とお会いしていただく形となります。(時間は15分程度、1度に2名様、基本的には身元引受人のご家族様)
ご面会できるご家族様の数を制限させていただくため、事前予約をお願いします。

つきましては、来苑の際は、マスクのご持参、受付での検温や手指の消毒等、 ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

また、大変申し訳ありませんが、遠方もしくは感染者が多い地域からのご来苑はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。 職員も日々の体調管理に努め、安心してサービスをお受けいただけるよう努めて参ります。

苑便り5月6月号は、行事や外出等できず、苑内レクレーションや苑庭散歩の写真をご紹介します。

また、今年度の恒寿苑ティーパーティは3密を避けるため中止しました。代わりに、ご利用者様主体で、やりたいことや、食べたいもの等を一緒に話合い、各棟で小さなお祭りを進めていく予定です。「新しい生活様式」の中で、ご利用者様と楽しく過ごすことができるように考えていきたいと思います。

恒寿苑

 

毎年楽しみにしているお花見も、今年は新型コロナウィルスの影響で、残念ながら中止となりました。
外出はできませんでしたが、何か春らしい楽しみをしたいと、二階のテラスにて暖かな日差しと空気を浴びながら体操をしたり、歌を歌ったりしました。笑顔もみられ良い気分転換になったようです。
虹がきれいにみえました!


 

天気の良い日は、外の花壇にて満開に咲いたバラやチューリップなどを見ながら日光浴。
少しでも外に出るということは、とても気持ちが良く、表情もいきいきとしてきます。
これからも利用者の皆様が、不安に思われたり、戸惑われたりされないよう、注意を払って見守り、一日一日を大切にしていきたいと思います。


5月中旬からベランダで夏野菜を育てています。ご利用者の皆さまが、毎日窓から成長を見て下さり「肥料をあげないと育たないよ」と、アドバイスをしてくださいました。ミニトマトは少しかたくできましたが、「採れたてのトマトを食べてうれしい」と喜んでくださいました。今年は天気が悪く、育ちが良くないので出来がまずまずな感じでした。これも勉強で、また来年チャレンジしたいと思います。

 

B棟では壁画作りを利用者様と一緒に作成しました。手先が起用で、丁寧に貼って下さっています。フロアにはたくさんの雨粒や傘が吊るされており、もしかしたらこのおかげで晴れ間が見えないのかもしれません(笑)。
他には風船や大きなボールを使って体を動かしたり、塗り絵で脳トレをしたりして過ごしています。
 毎日の食事の前には、口腔体操もかかさず行っています。大きな声をだし、早口言葉も皆さん上手になりました。いつまでも美味しく食事が召し上がれるように!

 

C棟のベランダの外はとても暖かかったので、ご利用者様と一緒に外気浴をしてみました。皆様が久しぶりに外に出られ、きれいで新鮮な空気が吸えて、とても喜ばしい光景が見られました。
外の景色を見ながら皆様と一緒に楽しくお話をしたり、歌の本を手にとって歌を歌ったりしながら過ごしました。

 恒寿苑の中庭には、とてもきれいな花や植物がさいています。また、C棟の渡り廊下のベランダの外にもマーガレットなどが咲いているのを見つけました。春から夏にかけては、いろいろな🌷が咲いているので、散歩も楽しかったです。 

 

おしまい

 

2020年07月25日