恒寿苑便り 7月8月号

 

恒寿苑便り 令和2年7月8月号

○納涼祭

 

8月23日に納涼祭が行われました。今年はコロナ禍の中行うことになったため、A棟 ,B棟、C棟別々で規模を縮小して行いました。

担当者で話し合いを重ね、飾りつけも利用者様と一緒に準備をし、各棟華やかになりました。
当日は、「これから恒寿苑納涼祭が始まりま~す。コロナに負けずに楽しみましょう。」と苑内放送から始まりました。

男性スタッフが御神輿を担いで登場。全員のわっしょい!の掛け声がA棟に響き渡り、ますますお祭りらしくなりました。

その後、こじゅもんがくると、利用者様のほっぺや頭を優しくつつみこみ、和やかな雰囲気になりました。

屋台メニューは準備段階から利用者様の希望をきき、かき氷やたこやき、ピザなどを用意しました。

そして、夏の醍醐味ともいえる、スイカ割りも行い、皆さんとスイカを食べてもりあがりました。

普段食べられないこともあり、とても喜んでいらっしゃいました。

例年であれば、ボランティアさんによる催しや、盆踊りなど行っていましたが、今年は職員が輪になって踊りました。

このような形もひとつの良い思い出になっていたらいいなと思います。

年に一度の納涼祭を無事に楽しく、たくさんの笑顔で開催できたことが、一番ホッとしています。


B棟の屋台は、たこ焼き、かき氷、たい焼き、ピザ、ノンアルコールビールなどを用意しました。

ご利用者様も「おいしいね」「かき氷が冷たくて美味しいよ」と笑顔で召し上がっていました。 

出し物では、ビンゴ大会、スイカ割り、御神輿、そして恒寿苑のマスコットキャラクターであるこじゅもんが登場。ご利用者様と、握手をし、とても喜ばれていました。

ビンゴ大会も盛り上がり、ビンゴになると職員と一緒に喜ばれるご利用者様の姿が印象的でした。

職員によるスイカ割りでは、「右だよ!」「もっと左だよ!」と声をで誘導して下さり、楽しんでいただいた様子でした。 

今回の納涼祭は、規模は小さいですが、無地に開催できてよかったと思います。まだまだ油断はできませんが、コロナウィルスに負けず、健康で穏やかに過ごしていけるよう職員一同サポートしていきます。


 

C棟では、スイカ割りやたこ焼きや、職員対抗カラオケ大会など、皆様に楽しんでいただけるよう、盛り沢山なイベントにさせていただきました!

その為、残念ながら最後のビンゴ大会は時間の関係で開催できなかったのですが、後日あみだくじで景品は配りました。

スイカ割りでは、職員に目隠しをして、利用者の皆様が「右回り!左!」「まっすくだよ!」と声をかけてくださいました。職員が交代で行い、やっと割ることができました。また、その途中、御神輿とこじゅもんが登場し、ますます盛り上がっていきました。

こじゅもんも汗だくで頑張りました!皆様から人気があり、あちらこちらで握手を求められこじゅもんはモテモテでした。

かき氷はいちじくやあんこ、抹茶などいろいろな味を用意しました。「つめた~い」「おいし~い」と大喜びでした。

最後に職員対抗のカラオケ大会では、C棟職員が順番に歌いました。
カラオケのとりは、男性職員が女装に扮して美川憲一の〝さそり座の女″を披露しました。お化粧から衣装まで、自分で準備をしてくれたKさん!ありがとうございました。

コロナ禍での納涼祭も無事に終了することができました。ありがとうございました。

今年は担当者が準備段階からご利用者様と一緒に、みんなで楽しもうをモットーにすすめていました。

まず、ご利用者様と輪になり、屋台のメニューや、ゲームの内容などをホワイトボードに書き出し意見交換をしました。飾りも一緒につくりました。

まるで、学園祭を思い出す雰囲気!当日までワクワク感が続き、納涼祭のおかげで、苑内も活気が戻ってきた様子でした。

また、今年はご利用者様からビールの希望もあり、ノンアルコールを提供しました。飲んだ時の満面の笑みは忘れられません。屋台やゲーム、各棟の職員が様々な発表を披露したり、暑い中こじゅもんもが登場したり、手作り御神輿で盛り上げたりと、規模は小さくても、笑いありの楽しさいっぱいの日だったと思います。

ご利用者様、職員さんに感謝感謝です!この日の楽しさを糧に、これからもコロナに負けず頑張っていきたいと思います!


○パンケーキ作り

 

調理レクにてパンケーキ作りを行いました。
ご利用者様にはホットケーキミックスを牛乳と卵をまぜて頂き、出来た生地をフライパンで焼いていきます。片面が焼けたら一人ひとりフライ返しでひっくり返していきました。上手にできた方は満面の笑みで、少し失敗した方は悔しそうにされていました。

ふっくら焼けたパンケーキに、生クリーム、あんこ、フルーツ、シロップと豪華なトッピングで仕上げ、皆様といただきまーす!
ご自分で焼いたパンケーキは美味しいと、残さず召し上がられていました。

最後にベランダで育てた夏野菜の茄子を焼き、いただきました。季節を感じられる食べ物や行事を楽しめる企画をまたやりたいと思います。

 

○七夕

 

 

7月七夕の短冊をご利用者様と書きました。
「ピザが食べたい」、「チョコレートが食べたい」、「健康で元気に過ごせますように」という願いが並びました。様々な願いの込められた短冊が吊り下げられた笹の葉が飾られ、フロアは七夕飾りと共に、夏の風物詩を色取りました。

身近な願いは早くも願いが叶えられた方もいらっしゃいました。

全てのご利用者様の願いが叶えられることが、私達職員の願いです。

現在面会制限をとらさせて頂いていることもあり、実際にご覧にいただけないのが残念ですが、皆様の短冊は廊下に展示させていただいています。

  「新型コロナの一日も早い終息と、制限のない日常生活に戻れるますように」

苑便り おしまい

2020年09月26日